34週 胎児 体重 平均

32週の胎児での体重の平均とは?

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妊娠週数32週ともなれば妊娠9ヶ月。
妊娠後期に差し掛かり、
もう少しで赤ちゃんに出会えると
期待に膨らむ頃です。

 

それと同時に、
赤ちゃんがちゃんと育ってくれているのか、
無事に産まれる準備をしてくれているのか
気になる頃でもありますね。

 

大きすぎれば難産になるかもしれないですし、
小さすぎたら病気なのではと心配も尽きません。

 

そこで今回は、
32週の胎児の体重の平均をご紹介します。
この情報を出産への
心の準備に活用していただけたらと思います。

 

胎児の体重について

 

胎児の体重をどのように計測するのか
ご存じですか。
胎児の体重は妊婦検診における超音波検査や、
エコーなどで数回にわたって計測されます。

 

妊婦検診のときに、胎児の写真をもらいますね。
その写真に「EFW」と記されていませんか?
「EFW」とは胎児の推定体重のことで、
単位はg(グラム)です。

 

妊婦検診における超音波検査やエコーの際に、
胎児の頭の大きさ、大腿骨の長さ、
胎児の腹囲、胎児の腹囲の面積などを
計測します。

 

この計測値から胎児の推定体重「EFW」が
算出されるようになっています。
「EFW」によっておおまかな胎児の体重を
知ることができます。

 

しかし、あくまで推定値です。
「EFW」ではおおよそ±10%の
誤差が存在します。

 

つまり、「EFW」が
2000gと算出された場合、
実際には1800〜2200gのうちの
いずれかということになります。

 

「EFW」は絶対値ではないのです。
私の場合、出産した時の新生児の体重が、
医師に告げられていた「EFW」よりも
およそ10%小さかった経験があります。

 

大きめと言われていたので、
拍子抜けした思い出があります。

 

この「EFW」は、超音波検査や
エコーを行う医師の技量にも
大きく左右されるため、大体これくらいだな
くらいの認識で把握しておくと良いです。

 

32週の胎児の体重の平均は?

 

32週の胎児の体重の平均は、
ずばり1805gです。
32週の正常な体重の範囲としては、
1368〜2243gです。

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この数値は一体どうやって算出されているのか、
次にご説明します。

 

胎児の発育曲線

 

平成24年度より、母子健康手帳が改正され、
胎児の発育曲線が記載されるようになりました。

 

胎児の発育曲線では、各妊娠時期における、
正常な最大体重値の曲線と
正常な最小体重値の曲線が引かれています。

 

胎児の体重がこの2つの曲線内に
含まれていれば、
おおよそ順調に成長しているという
目安になるものです。

 

この曲線は、日本国内において
正期産内に経腟分娩で健康に、
2500〜3999gの正常体重で
産まれた赤ちゃんを対象にしてのものです。

 

この赤ちゃんたちが胎児のときに
測定された推定体重をもとに描かれています。

 

健康に産まれることのできた赤ちゃんの
なんと95.4%が、この胎児発育曲線内に
収まっていたというデータもあり、
胎児発育曲線の信ぴょう性を確認できます。

 

そのため、胎児の推定体重が
胎児発育曲線内に収まっていれば、
健康に、正常体重で出産できると
期待できますよ、ということになります。

 

胎児発育曲線は、平成24年度以降に
発行されたものであれば、
母子健康手帳にて確認できます。

 

また、平成23年度厚生労働科学研究費補助金
(生育疾患克服等次世代育成基盤研究事業)
による、

 

「地域における周産期医療システムの
充実と医療資源の適正配置に関する研究」
により発行された、

 

「推定胎児定住と胎児発育曲線」
保健指導マニュアルによっても
インターネット上で確認できます。

 

妊婦検診で計測された推定体重が、
胎児発育曲線内であればとても安心できますね。

 

しかし、健康に産まれてくる赤ちゃんが、
100%胎児発育曲線内に
収まるわけではありません。

 

「EFW」には誤差もありますし、
胎児発育曲線から多少外れたとしても、
あまり心配しすぎないようにしましょう。
問題があれば、その都度医師が伝えてくれます。

 

また、不安に感じることがあれば、
小さなことでも医師に相談しましょう。
健やかな妊娠生活を送るためにも、
不安な気持ちはその都度解消していきましょう。

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