胎児 よく動く ダウン症

胎児がよく動くのはダウン症なの?

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妊娠20週前後になると感じる「胎動」
お腹の赤ちゃんを実感できるので、
嬉しいですよね。

 

「この胎動が激しいとダウン症かもしれない」
という噂を聞いた事はないでしょうか。

 

果たしてこのような噂は本当なのでしょうか?
そこで今回は、胎児が良く動くのは、
ダウン症なのかどうかを紹介します。

 

胎動はどうして起こるのか

 

そもそも胎動はどうして起こるのでしょうか。
胎動とは、お腹の赤ちゃんが、
頭や手足を動かしたときに、
子宮の壁にぶつかることを言います。

 

赤ちゃんが大きくなり、
ダイナミックに動くようになると、
胎動が現れるのです。

 

早い人では妊娠16週ころから、
ほとんどの人は妊娠20週を過ぎる頃には、
感じられます。

 

感覚としては、
「胃や腸で空気がポコポコ動いている感じ」
「お腹がピクピク痙攣した感じ」と様々です。

 

最初のうちは赤ちゃんが小さいので、
動きも小さく力も弱いため、
胎動に気づかないことがほとんどです。
何度目かの胎動で気がつく人が多いようです。

 

もし胎動が感じられていなくても、
赤ちゃんが成長するにつれて、
はっきりとしてくるので心配はいりません。

 

胎動とダウン症

 

「胎動が激しいとダウン症の可能性がある」
という迷信を聞くと、
不安に感じる方もいるのではないでしょうか?

 

また逆に
「胎動が弱いとダウン症の可能性がある」
という迷信もあります。

 

これは、ダウン症児に筋力は弱い特徴が、
あることから考えられた迷信です。

 

そして、これらの迷信は、
科学的根拠のないものです。
胎動の強さとダウン症の関連性は、
医学的に証明されていません。

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胎動が弱ければ、
ダウン症の可能性があるというわけではないし、
激しければダウン症でないというわけでも、
ないのです。

 

また、胎動が多い場合には、
多動などの発達障害があると
言われることもありますが、
これにも根拠はありません。

 

ダウン症については、
出生前診断で調べることができますが、
それでも生まれるまでは、
100%分かるものではないのです。

 

胎児ダウン症の特徴

 

胎児にダウン症があるかは、
妊婦定期検診のエコー検査で、
分かる事があります。

 

例えば、
・胎児の心臓の形や動き

 

・首の後ろにこぶのようなものがある
・手足の長さ
などです。

 

ベテランの産婦人科医ならばダウン症かどうか、
おおよそ判断できるといわれます。

 

最近のエコーは精度が上がっているので、
エコーだけでも、
特徴が分かりやすくなっているのです。

 

また、ダウン症の胎児は発育が遅いので、
体重の増加量が少ないことがあります。

 

必ずとはいえませんが、
週数に対する平均的な胎児の体重よりも、
下回ることが多くみられます。

 

出世後には顔に特徴があるダウン症ですが、
胎児のときにエコー写真の顔で判断するのは、
難しいです。

 

・・・いかがでしたか?
このように、胎児が良く動くからといって、
ダウン症だという根拠は全くないのです。

 

もし貴女のお腹の赤ちゃんが、
よく動くのであれば、
それだけ大きく元気に育っている証拠です。

 

妊婦検診で異常がないのであれば、
心配などしないで、
お腹の赤ちゃんと楽しい妊婦生活を、
送ってくださいね♪

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