胎児 体重 減る 原因

胎児の体重が減る原因とは?

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妊娠をすると、定期的に検診に通って、お腹の赤ちゃんの成長をみていきますよね。
体重が増えていると、ちゃんと大きくなっていると実感し嬉しくなるものです。
しかし、胎児の体重が前回の検診より減ってしまっていたら、不安になってしまいます。

 

何か重大な病気や障害があるのでは?と考えるはずです。
また、もしかしたらこのまま大きくならないのではないか…と感じるかもしれません。
そこで今回は、胎児の体重が減る原因について紹介します。

 

体重が減る原因1.推定体重の誤差

 

超音波で分かる赤ちゃんの体重は、意思がエコーに映る赤ちゃんの頭囲や胸囲、
大たい骨の長さなどを特定して計測し計算されたものです。
そのため、赤ちゃんの推定体重とされるのです。

 

そして、この出された推定体重の数値を、
胎児発育曲線に当てはめて、大きい・小さいなどと判断するのです。
しかし、この推定体重はあくまでも「推定される値」であって、
確実なものではないのです。

 

エコーで赤ちゃんの頭囲や胸囲、大たい骨がはっきりと映らない場合は、
計測が難しくなり、誤差が生まれます。
また、検査機器が古いなど性能があまりよくない場合や、
検査する医師が熟練されていない場合も「誤差」が生じやすくなるのです。

 

これは、人間のやることなので仕方のない事でもあります。
この誤差は一般に200g前後といわれているので、
もし前回よりもその程度の減少であれば、誤差が原因かもしれません。
主治医の判断を仰ぐようにしましょう。

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体重が減る原因2.臨月の場合

 

臨月になると、エコーでの計測もあまり正確ではなくなります。
お腹の赤ちゃんの大たい骨を測るのですが、
角度によっては上手く測れないことがあるのです。

 

また、エコーでの体重と実際に生まれてきた時の体重には誤差があります。
検診で体重が減っている、増えていないといわれたとしても、元気であれば大丈夫です。
出産してみたらしっかり体重があったという事もあります。

 

体重が減る原因3.母親の食生活や意識の変化

 

胎児は、お母さんの摂った栄養をもらって育っています。
母親が妊娠中に食べた物の栄養が、胎児の食事になっているのです。
そのため、母親の食生活が変わったり、
意識の変化などによって体重が増えなかったり減ってしまう事も起こるのです。

 

特に飲酒や喫煙、過度のダイエットには注意が必要です。
ダイエットをして食べる物を減らしてしまうと、
赤ちゃんが栄養不足になってしまうこともあります。

 

妊娠高血圧症になってしまうと、
2500gに満たない体重で生まれてきてしまうことも多くあります。
妊娠している間は、一人の身体ではありません。
きちんとした食生活、生活習慣を送るようにすることが大切なのです。

 

・・・いかがでしたか?
このように、胎児の体重が減少する原因は様々に考えられるのです。
検診で病気や障害などの指摘がなく、体重が減っているといわれる場合には、
あまり心配せず、次の検診を待つようにしましょうね♪

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